講座の進め方
②完成よりもノウハウとルールを覚えることに専念した方が多くの事を学べます。
③中級は学ぶことが多いため短時間で習得して頂く為に部分縫いが増えます。そして、家で服に完成させます。ただし、講座内で履修する内容が決まっていますので、講師の説明なしで縫ってしまわないようにお願いします。
④家で犬に着用させて写真をLINEへ送付します。
⑤時間がある方は製作方法を覚えるために家で復習をします。
⑥生地を決めて、原型のサイズ修正をしてからパターンメイキングをします。
《証書》
1回の製作のみで完成とした方は終了証をお渡しします。
完成した作品の修正箇所を見つけて2回製作をしてフィットした服を製作された方には認定証をお渡しします。
修正方法は講座内で行いますが、修正後の製作はご自宅で製作をします。
1回目の縫製をご自宅でされた方は終了証のお渡しとなります。
《プロセスの違い》
1回目製作→修正箇所を見つける→2回目製作→フィットしている→認定証
1回目製作→完成→終了証
中級でお渡しするロンパースはサイズ修正でフィットさせられないと判断した場合は、別サイズの型紙をお渡しします。

日本ドッグファッションデザイナー教育振興協会とは
多品種の犬が人に飼われる様になり、世の中に犬のグッズを手作りする人が増えた為に専門的な製作に関する知識や技術の重要性が高まってきました。
グッズで世の中の犬が今より快適に生活が送れるように当協会は検定と講座と教材を通じ、知識と技術を普及する為に発足致しました。
マナーの為のグッズ、四季の気候に対応する為のグッズ、ファッションとしてのグッズ、お出かけする際に必要になる機能としてのグッズ、色々なジャンルの犬グッズの品質が向上する事で犬の生活が快適になります。
犬は家族であり大切なパートナーです。
快適な世界を作りましょう。
正しい技術を学んだ結果が、犬と私たちの生活を快適にする事に繋がっていく、それが協会本来の目的になります。
通学講座で学習するメリット
講師に直接質問が出来たり、実演をご覧いただけます。
手加減や力の入れ具合などを実際に見て学ぶことができます。
その他に講師は受講生の癖や苦手な技術を客観的に見て適切なアドバイスをします。
製作が時間内に終わらなかった場合、ご自宅で製作をし、次の講座で添削を受けることができます。
JDFD中級で学ぶこと
【中級レベル】本格的な犬服作りを総合的に学習します。
①デザイン物の型紙を製図する方法を学習します。
②布帛生地を使った服の仕立て方やゆとり量を学習します。
③裏地付き服のどんでん返しと言う仕立て方を学習します。
④衿(ハイネックやフード)やポケットなどディテールの製図から縫製まで学習します。
⑤立体的なシャツ衿の作り方を学習します。
⑥接着芯や伸び止めテープ、ボタン、ニットテープなど材料の使い方を学習します。
⑦ポロ開き、前開き、短冊開きと開きを学習します。
⑧ロンパースと、トップスデザインの変更やボトムのみの作品作りを学習します。
⑨裏地や見返しが付いた場合の縫い代の描き方と始末方法を学習します。
【効果】
①JDFD中級講座はシチュエーション別に考えられる力を伸ばす為の講座です。沢山のノウハウを学習頂けまして、小さなノウハウを沢山覚えると型紙から製作が出来るようになりますので、そのトレーニングです。
講座では、ニット生地と布帛生地を使用しますが、生地により製図から縫製までの製作方法が変わります。沢山経験ができるので、製作の幅が広がります。
②犬の下半身を含む全身のサイズを考えられるようになります。これが、ロンパース~ボトム製作の効果です。サイズ修正も学習頂けます。
③ゆとり量を想像する力を身に付けられます。布帛生地を使用する服と裏地付きの服の製作では、仕上がりサイズを予想して、型紙にゆとりを追加します。この量は一定ではなく、材料の厚みや伸縮性によって変わり、感覚で決めるスキル(サイズ勘)が身に付きます。
④ディテールが異なるデザインを沢山製図することで線の描き方を徐々に身に付け、自分で型紙を描く能力が身に付きます。そして、頭に思い描いたデザインと、使用する材料に合わせて適切な仕上がりサイズ、製図方法、仕立て方が考えられるようになります。