真剣にトレーニングに取り組んでいる人ほど、「なんでうまくいかないの!」と思うことがあるかと思います。トレーニングするにあたって、もちろんコツややり方も大事ではあるのですが、それよりもっと大事なのがトレーニングの心得です。この心得さえおさえておけば、「なんでうまくいかないの!」と、壁にぶち当たった時に乗り越えられます。まずは心得を踏まえておきましょう。
それでは、三点のトレーニングの心得をご紹介します。

諦めないこと

やはりトレーニングをしている中でうまくいかないことは必ずあります。しかしうまくいかないからといって投げ出してしまうのは、それまでの努力ももったいない上に、犬との生活の向上への道が途絶えてしまいます。これは飼い主さんにとっても犬にとっても避けて通りたい道です。
諦めてしまえばそこで終わってしまいますが、何事も諦めさえしなければ、努力は必ず報われます。また、犬は学習能力の高い動物です。出来るのにしないという反抗期もありますが、それを乗り越えればその指示は確固たるものになります。
犬が思うように言うことを聞いてくれなくても、めげずにトレーニングを続けていけば、いつか必ず「トレーニングをやってきてよかった」と思える日がきます。また、それからの犬との生活は、それまでの生活よりもお互い穏やかに過ごせることでしょう。

焦らないこと

トレーニングは日々の積み重ねから成り立っていくもの。すぐに結果を求めてしまうと、「なんで出来ないの!」とヒステリックになるばかりか、犬にとってもいい迷惑です。また、焦ると挫折しやすくなるというデメリットもあります。
例えば初めてお座りを教えている時、出来る子だと一日で出来るようになります(集中できる環境の場合)。しかし、マイペースな子だと一週間かかる場合もあるし、それは犬それぞれです。
すぐに出来なくとも、「まぁいっか」という心の余裕を持つことによって、着実にトレーニングは進められます。日々の生活の中で、少しずつ積み重ねていくうちに、出来るようになるもの。
心のゆとりを持つことが、成功への近道です。

トレーニングを楽しむこと

飼い主さん自身のことです。飼い主さんがトレーニングは楽しいと思いながら行えば、犬も自然とトレーニングは楽しいと感じます。犬は集団で行動する動物なので、人がどう思っているか、敏感に反応します。真剣になりすぎ躍起になってトレーニングすると、それは犬にダイレクトに伝わります。トレーニング中の飼い主さんはすぐに怒るし楽しくないし、トレーニングなんて嫌いだ!と思われてしまうと、犬はトレーニングに身が入らず、覚えも格段に下がります。
逆に「トレーニングは飼い主さんと一緒で楽しい!」と思ってくれれば、犬は物事をすぐに覚えます。誰だって好きなことはすぐに覚えるもの。犬だって同じです。
まずは飼い主さん自身がトレーニングを楽しいと思えれば、犬はしっぽを振ってトレーニングに集中するでしょう。

そもそも犬の問題行動とは、人の都合で言っていることです。犬だから吠えるのは当たり前、噛むのは当たり前。犬と生活する上でそれは理解しなければならないこと。噛まれるのが嫌ならば、噛んでもいいものを与えれば、犬も満足です。こちら側の都合ばかりを押し付けるのではなく、犬の都合も考えてあげましょう。吠えるのも噛むのも、犬が悪いことではありません。むしろ、だからこそ犬と言えます。
その犬を飼おうと思ったのはあなた自身です。そしてトレーニングは、犬との生活で必ず取り組まなければならないことです。どうかトレーニングをenjoyして、幸せな犬との生活を送ってください。

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