講座の進め方
教科書代(上級テキスト6600円)と熟練犬服工房(基本型3種類6サイズ約25,000~35,000円相当)込みの料金です。
なお、上級講座では、すべてのカリキュラムを履修する必要はなく、全カリキュラムの7割を履修することで修了が可能です。

JDFD上級で学ぶこと
総合的に製作スキルを伸ばす講座
①複雑なディテールや多数の型紙を必要とするデザインの製図方法を学びます。
②裏地の製図と縫製方法を習得します。
③袖付き、裏打ち、ファスナー付きなど、裏地付き犬服のさまざまな仕立て方を学びます。
④ニット生地と布帛生地を使い、裏打ちの技術を学習します。
⑤前開き、剣ボロ開き、スリット開きなど、さまざまな開きの技術を習得します。
⑥台衿やファー付きフードなど、工程が増えるディテールの作り方を学びます。
⑦ダウンジャケットやタートルネックなど、厚みのある生地を考慮した製図を学びます。
⑧異なる材料を混合した製作方法を習得します。
⑨オープンファスナー付き犬服の作り方を学びます。
⑩中級までのノウハウをさらに進め、フラットカラーやパフスリーブのディテールを学習します。
⑪ダウンジャケット製作では、中綿の使い方やフライス付き裏地の仕立て方を学びます。
【効果】
①上級講座では、正確性を重視したカリキュラムが組まれています。型紙の多さ、裏地やファスナーの使用、開きの技術など、製図と縫製の正確さが求められるスキルが身に付きます。これにより、製作の幅が広がり、ニット生地や布帛生地を用いた多様なデザインを自由に作れるようになります。
②さらに、重ね着風のデザインやシンプルなデザインを通じて、パターンメイキングの理論を理解し、状況に応じて適切な仕立て方を選択できるスキルを身につけることができます。
証書
サイズ修正まで講座内で行った場合は認定証をお渡しします。一部の工程をご自宅で製作された場合も認定証となりますが、縫製の大部分をご自宅で行った場合や、工程を省略して製作された場合、または着用写真でサイズチェックを受けていない場合は、終了証のお渡しとなります。
《プロセス》
当店が用意する型紙を使用して1回目の縫製 → 元型を使ってモデル犬サイズで製図 → 自宅で2回目の縫製 → 着用画像でフィットしていることを確認 → 認定証を発行
2回目の製作を行わない場合や、着用写真でフィットしていない場合は、再度型紙の製図が必要です。しかし、再製図を行わなかった場合は終了証の発行となります。
日本ドッグファッションデザイナー教育振興協会とは
多様な犬種が人々に飼われるようになり、犬のグッズを手作りする人が増加する中で、専門的な知識や技術の重要性が高まっています。当協会は、犬が今より快適に生活できるよう、検定、講座、教材を通じて知識と技術の普及を目指し、発足いたしました。
マナーのためのグッズ、四季の気候に対応するグッズ、ファッションとしてのグッズ、お出かけ時に必要な機能的なグッズなど、多様なジャンルの犬グッズの品質が向上することで、犬の生活がより快適になります。
犬は家族であり、大切なパートナーです。私たちは彼らのために快適な世界を作りましょう。正しい技術を学ぶことが、犬と私たちの生活をより快適にすることに繋がります。それこそが、協会の本来の目的です。