講座の流れ
教科書代(中級テキスト:6,600円)とカリキュラム分の型紙が講座代に含まれています。
※教科書を既にお持ちの方には、①テキスト代金分の割引、または②仕上げ馬、フライス定規、犬尺のいずれかをお渡しします。
中級でお渡しするロンパースはサイズ修正でフィットさせられないと判断した場合は、別サイズの型紙をお渡しします。
なお、中級講座では、すべてのカリキュラムを履修する必要はなく、希望によりボトムのカリキュラムをスキップすることができます。

JDFD中級で学ぶこと
本格的な犬服作りを総合的に学習します。
①デザイン型紙の製図方法を学びます。
②布帛生地を使った服の仕立て方やゆとり量を学習します。
③裏地付き服の「どんでん返し」仕立て方を習得します。
④ハイネックやフード、ポケットなどのディテールの製図から縫製までを学びます。
⑤立体的なシャツ衿の作り方を学習します。
⑥接着芯や伸び止めテープ、ボタン、ニットテープなどの材料の使い方を学びます。
⑦ポロ開き、前開き、短冊開きなど、開きの技術を習得します。
⑧ロンパースやトップスデザインの変更、ボトムのみの作品作りを学びます。
⑨裏地や見返しが付いた場合の縫い代の描き方と始末方法を学びます。
【効果】
①シチュエーション別に考える力を養い、多くのノウハウを学ぶことで、型紙からの製作が可能になります。
講座ではニット生地と布帛生地を使用し、製図から縫製までの方法が生地によって異なるため、製作の幅が広がります。
②犬の全身サイズを考慮した製作ができるようになります。
ロンパースやボトム製作を通じて、全身のサイズ修正も学びます。
③ゆとり量を想像する力が身に付きます。
製作において、材料の厚みや伸縮性に応じた適切なゆとり量を決定するスキル(サイズ勘)を養います。
④ディテールの異なるデザインを数多く製図することで、線の描き方や型紙の作成能力が向上します。
頭に描いたデザインに合わせ、材料に適した仕上がりサイズや製図方法、仕立て方を考えられるようになります。
証書
サイズ修正まで講座内で行った場合は認定証をお渡しします。一部の工程をご自宅で製作された場合も認定証となりますが、縫製の大部分をご自宅で行った場合や、工程を省略して製作された場合、または着用写真でサイズチェックを受けていない場合は、終了証のお渡しとなります。
《プロセス》
当店が用意する型紙を使用して1回目の縫製 → 元型を使ってモデル犬サイズで製図 → 自宅で2回目の縫製 → 着用画像でフィットしていることを確認 → 認定証を発行
2回目の製作を行わない場合や、着用写真でフィットしていない場合は、再度型紙の製図が必要です。しかし、再製図を行わなかった場合は終了証の発行となります。
日本ドッグファッションデザイナー教育振興協会とは
多様な犬種が人々に飼われるようになり、犬のグッズを手作りする人が増加する中で、専門的な知識や技術の重要性が高まっています。当協会は、犬が今より快適に生活できるよう、検定、講座、教材を通じて知識と技術の普及を目指し、発足いたしました。
マナーのためのグッズ、四季の気候に対応するグッズ、ファッションとしてのグッズ、お出かけ時に必要な機能的なグッズなど、多様なジャンルの犬グッズの品質が向上することで、犬の生活がより快適になります。
犬は家族であり、大切なパートナーです。私たちは彼らのために快適な世界を作りましょう。正しい技術を学ぶことが、犬と私たちの生活をより快適にすることに繋がります。それこそが、協会の本来の目的です。